
新型コロナウィルス流行前からですが、救急車の利用が逼迫しています。
本当に緊急性のある人は利用すべきですが、とりあえずで呼んでしまう例も多い、これが逼迫の原因の一つになっているとか。
ではどんな時に呼べばいいのかという事で、それを相談出来る所があります。
救急安心センター
救急安心センターというサービスがあります。これは行政が行ってくれています。
体の調子が悪いけど、救急車呼んでいいか迷う。そんな時は
電話番号「♯7119」
に電話します。病状を伝えると、救急車を呼ぶべきか、そうでないかを判断してくれます。
救急車の適正利用のための取り組みです。
最近始まったサービス
この「救急安心センター」というサービスは、2007年6月から東京で始まり、全国へ徐々に広がり始めています。
残念ながら、まだ全国で行っているサービスではありません。
今の所
18県/46県
の県で行っていますが、県でも一部しか行っていない所もあります。
下記の通り、まだまだサービスの普及が進んでいません。

※総務省消防庁のHPより抜粋
時間外に注意
都心等は大体24時間体制ですが、一部地域ではサービス時間が決まっています。
時間外に気をつけて下さい。
まだまだ日が浅いサービスなので、全国24時間体制に早く近づけるようになってほしいですね。
救急車を呼ぶまでも無い時
救急安心センターでは、救急車を呼ぶか呼ばないかを判断してくれます。呼ぶ判断の時は119で救急車を呼ぶのですが、呼ぶまでもないと判断された時はどうなるのでしょうか。
救急車を呼ぶまでもないと判断されても、体の調子が悪い事にはかわりがありません。どのみち病院には行くのです。
その場合、民間の救急事業者を紹介してくれたりします。
♯7119から、指定の民間救急事業者を紹介
先日の記事にて「民間救急事業者(患者等搬送事業)」を紹介させて頂きました。
介護タクシーの許可を持っており、消防署で研修を受けると、民間救急事業者の認定が貰えます。緊急性のない病院への搬送や通院等が行なえます。
介護タクシーの許可に付随して、消防署で研修を受け認定してもらうと、緊急性を伴わない患者の病院への搬送が出来ます。
とは言っても、普通の介護タクシーでも患者さんを病院へ搬送することは可能です。
では何が違ってくるかというと
国自旅169号
国交省通達より抜粋
⑤消防機関又は消防機関と連携するコールセンターを介して、患者等搬送事業者による輸送サービスの提供を受ける患者
上記は「介護タクシーに乗せていい人」の5項目のうちの1項目です。
この「消防機関と連携するコールセンター」が119及び♯7119の事になります。
つまりこの民間救急事業者の認定を消防署から貰っておくと、コールセンターで「緊急性が無い」と判断された時に、まずは優先して認定している民間救急事業者を紹介してくれます。
ちなみに、今般の新型コロナウィルスについては「緊急性はない病院への搬送」がものすごく多かったので、民間救急事業者は大活躍したとのことです。
♯7119を拡散して下さい
話は戻りますが、♯7119というサービスについてはまだ知名度が低いです。
まずはこのサービスの知名度が上がらないと、救急車の適正利用が進まないわけです。
このサービスの周知が進めば、民間救急事業者という事業の知名度も上がり、さらに救急車の適正利用が進みます。
さらにはこのサービスの知名度が進めば、サービス自体が全国展開へと近づくかもしれません。
迷った時は♯7119へ!
まとめ
- 119するか微妙な時は♯7119へ相談!
- 救急車を呼ぶべきか呼ばなくていいか判断してくれる!
- 緊急性が無い時は民間救急事業者へ!
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この記事は専門の行政書士が執筆しています

当記事は、役所の手続きの専門家で、介護タクシーの開業運営の専門家でもある行政書士・高橋健治が執筆を行っております。