
開業の為の人も集めた、資格も取った、お金もためた、さあ申請だと申請書を前にした時「法令試験?え、試験受けるの?」みたいな事に陥ります。
予備知識がないと、試験を受けなければいけないことにもひょっとしたら驚くことになるかもしれません。
一体法令試験とはどんな試験なのでしょうか。大阪で介護タクシー(福祉タクシー)開業運営を専門としている行政書士が徹底解説します。
この記事を最後まで読むと、法令試験がどんな試験か、どんな難易度か、どれくらい勉強すればいいのかがわかります。
当記事は、大阪に10人居ない介護タクシー開業・運営に特化した専門行政書士が執筆しています。
日本行政書士会連合会 登録番号21260549
大阪府行政書士会所属 会員番号008156
法令試験申込書
開業申請書に付随して強制申し込みさせられます。どのみち受けなければならないので手間が省けるというものです。
こういう書面になります。
法令試験申込書

これも名前と住所と日付を書くだけで終わりです。
代表者又は役員一人受かっていればいいのですが、個人事業の場合は代表も役員も自分なので、必ず自分が受けます。
法令試験とはどんな試験なのか
試験の出題範囲
- 道路運送法
- 道路運送法施行令
- 道路運送法施行規則
- 旅客自動車運送事業運輸規則
- 旅客自動車運送事業等報告規則
- 自動車事故報告規則
- その他一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令等
40分で30問、○✕形式。
80%(24問)正解で合格。
介護タクシー法令試験の受験場所
近畿二府四県については、大阪まで試験を受けに来なければなりません。
和歌山や京都兵庫滋賀の北部からの来庁は大変ですが、支局での試験はやっていないようです。
場所は下記になります。
〒540-8558
大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館
近畿運輸局
地下鉄谷町四丁目が最寄り駅となります。
下記の書籍が持ち込めます
旅客自動車運送事業等通達集 ¥6,600
運行管理者試験 問題と解説 旅客編 ¥2,600
注解 自動車六法 ¥6,270



2冊は辞書くらいの分厚さの本になります。しかも結構高いです。正直この試験でこんな本持ち込むのはオーバースペックな気もしますが、この3冊しか持ち込みを許可されていません。
これらの要点をコピーした物もダメだそうです。書籍のみです。
法令試験の過去問は公開されている
過去問については、下記のリンクに結構な量が公開されているので、これを攻略しておけばほぼ大丈夫じゃないでしょうか。
一般乗用旅客自動車運送事業(個人タクシーを除く)の法令試験について:近畿運輸局
上記の書籍にもありますように、運行管理者試験(旅客)と試験範囲が同じくするので、そういった問題集や、問題アプリを買って暫くやり込むといいかもしれません。アプリは無料の物もありました。
私もこの過去問をいくつか見てみましたが、難易度としては運転免許のときの試験くらいだと考えると構えなくて済むかもしれません。
下記のような問題が出題されます
・他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する事業は、道路運送法に規定する旅客自動車運送事業に該当しません。
令和4年3月度 運送業法令試験より抜粋
解答:✕
・タクシー事業者は、他人に事業を貸し渡して経営させることはできませんが、その名義を他人に当該事業のために利用させることはできます。
令和4年3月度 運送業法令試験より抜粋
解答✕
・タクシー事業は、道路運送法の「一般貸切旅客自動車運送事業」に該当します。
令和4年3月度 運送業法令試験より抜粋
解答✕
概ねこんな感じの問題がでます。そこまで構えなくても良い試験であるとわかっていただけたはずです。
ご希望ありましたら試験対策お手伝いします。よろしくお申し付け下さい。
弊所でのサポート体制実績
法令試験は、そんなに難しい試験ではありませんが、道路交通法と違い、道路運送法という身近にない法律が元になりますので、不安になる事業者様が多数です。
弊所につきましては
- 上記持ち込み書籍貸出し
- 近畿運輸局の過去問まとめ提供
- 問題集アプリの紹介
等を行っています。
実は法令試験は、「運行管理者試験(旅客)」と試験範囲が全く同じとなり、更にはそれより簡単になります。
運行管理者試験(旅客)は、無料問題集アプリも多数出ていますので、これらをこなして、過去問も併用しておいて、これで不合格だったという事業者様は聞いたことがありませんので、安心して試験を受けていただきたいです。
法令試験に受かるか不安な時は
- どれくらいの難易度なの?
- どれくらいの合格率?
- 資料持ち込めるの?
- 落ちたらどうなるの?
などなど不安なことがありますが、ご相談下さい。試験サポート、持ち込み資料等もお貸しします。
運転免許の試験くらいの難易度ですが、落ちると開業の許可が1ヶ月伸びます。落ちたら最初からやり直しなんてことはありませんが、なかなかの痛手です。なるべく一回で受かりたいものです。
法律の試験ですが、行政書士はもちろん法律を得意としております。下記メールフォーム、LINE、お電話等で「法令試験について」と明記の上お気軽にご相談下さい。

LINEでのご相談は無料です
弊所に依頼するメリット
弊所に依頼するメリットは「20時間」「10日間」の短縮です。
介護タクシーを開業するに辺り、施設人員資金を集め終わった時点からの大まかな作業時間は下記です。
工程 | 大まかな所要時間 |
施設の測定、平面図作成 | 3時間 |
車庫前面道路の測定 | 3時間 |
幅員証明書の取得 | 1時間(10日待ち) |
施設等の写真撮影 | 3時間 |
申請書調べながら記入 | 11時間 |
合計 | 20時間 |
道路の測定(3時間)と幅員証明の取得(1時間)はどちらかになります。幅員証明の無い自治体の場合は実地測定のほうが早い場合があります。(大阪市等)
申請書の各欄を埋めるため、調べたり運輸局に電話したりしていると、推定合計20時間、勿論他の事も並行して行うので、申請関係に1日2時間作業しても10日くらい必要になります。
これを弊所がまとめて請け負います。役所からの書類の補正対応等も全て弊所が行います。まずはお気軽にご相談下さい。
まとめ
- 開業申請書と同時に、法令試験も申し込むことになる。
- 法令試験に受かったら申請書の審査が開始される。
- 運転免許の試験くらいの難易度。
下記に当てはまるなら「初回無料相談」ご検討下さい
- 介護タクシーの開業を検討している
- 訪問介護・看護の他に介護保険外のサイドビジネスを考えている
- 障害者福祉事業の他に国保連外のサイドビジネスを考えている
- 介護のスキルを活かして独立したいと考えている
- 開業したいけど何が必要かよくわかっていない
- 物件はあるけど、これで許可が下りるか知りたい
- 現在介護事業を行っていて、サイドビジネスを考えている
- いつも頼んでいる介護タクシーの予約が取りにくい、自前で1台持ちたい
- 男性ヘルパーの活躍する場を更に増やしたい
人員、物件については揃える前から相談を依頼して頂いて構いません。どのような物件と人員にすれば良いかご案内させていただきます。
すでにある物件については、許可が取れるか取れないかを調査させていただきます。なるべく早い段階で無料相談受けて頂けるとスムーズです。
メール、LINE、お電話どれでもご一報下さい
下記メールアドレス、LINE、お電話等に「初回無料相談希望」と明記の上ご一報下さい。弊所よりご予定の確認の連絡をさせていただきます。
電話:06-6995-4313
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ZOOM等で希望のお客様も、下記メールフォームまでご連絡頂ければ対応させていただきます。

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