役所関連の手続きもオンライン化の波が来ており、実際に役所に行かずに済む手続きも増えてきています。
車庫証明もそろそろ郵送でできる?
車庫証明はオンライン申請が出来る?
実はかなり複雑ですがオンライン申請自体は可能です。ただ、実際に警察に行ったほうが早いのでまだ利用されていない段階です。
今後オンライン化は徐々に不便が解消されていくとは思いますが、現時点での警察への申請で可能な方法をご紹介します。
この記事を最後まで読むと、車庫証明の申請方法の種類と、どの方法が最速かがわかります。
車庫証明は郵送で申請できる?
2023年6月現在、車庫証明は郵送申請が出来ません。
面倒なことに、車庫証明は手数料等の支払いが発生するために、手数料を書留で送ることも出来ず、郵送申請が受け付けてもらえません。
警察を含む役所については、現在過渡期です。地域によっては都道府県が発行する「証紙(切手のような物)」を買って貼って申請していました。
証紙から手数料へ変わって行っている
証紙については現在廃止が進んでおり、自治体によって時間差はありますが、扱い自治体は減って行っています。
ただ、証紙が無くなったらタダになるわけではなく、証紙→申請手数料に名前が変わっただけで、警察でお金を払う事にはかわりは有りません。
先述のとおり現在役所は過渡期です、証紙では絶対無理ですが、これが手数料に変わる事で電子支払いがゆくゆくは可能になるのではと私は見ています。
近年、税金もクレジットカードで払える物も増えてきています。警察関係についても徐々に進んでいっている事と思います。
車庫証明はオンライン申請できる?
自動車登録を含めた場合の手続きの道中での車庫証明の申請は、オンラインで可能です。
自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)への登録が必要です。これに登録するとオンライン支払いも可能です。
車を買うということは、一生のうちに何回かしか無いと思いますが、自分でやる場合は登録が必要です。
尚、この手続きは役所への申請という位置づけになる為、行政書士がこの手続きを代行する事が可能です。
注意事項として「自動車登録を含めた手続き」であることが必要で、車検証を書き換える事がない車庫証明のみの手続きの場合はこれは使えません。
車庫証明は郵送で受け取れる場合がある
上記のOSSオンライン申請時に限り、車庫証明を郵送で受け取る事が出来ます。
流れは下記の通りです。
※自動車の保有関係手続きのワンストップサービスに物に限ります。
※返信用封筒は、レターパックプラスに限ります。
正直なんとも使いにくい制度です。オンライン申請をした後、電話をして返信用レターパックプラスを郵送します。
車庫証明は急ぎで頼まれる事が多いですが、レターパックを郵送する為に時間とお金がかかります。
車庫証明は代理で申請可能
車庫証明は、代理で申請が可能です。
ディーラーさんで買ったならディーラーさんに頼めますし、個人売買の場合は目当ての警察の地元の行政書士に頼めます。
因みにディーラーさんで頼んでも、目当ての警察の地元行政書士に依頼が行く事になります。
警察に直接郵送しての申請は出来ませんが、地元の行政書士に郵送して代理で申請を依頼することが出来ます。
弊所でも。実費(レターパック返送代、警察に支払う手数料)に加えて報酬¥5,500で承っています。
「車庫証明依頼」と明記の上ご連絡下さい
車庫証明の受け取りを代行も可能
車庫証明は代理申請が可能であれば、代理受け取りも可能です。
車庫証明は、多くの場合その後登録、納車が控えており、スケジュールがあるので1日を争う場合が多いです。
この場合、目当ての警察署の地元行政書士に依頼し、直接申請直接受け取りの後、郵送してもらうのが今のところ最速です。
大阪で車庫証明を申請する為の必要書類一覧
共通
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 使用の本拠が確認できる書類(運転免許の写し等)
- 委任状(自分で行う場合は必要なし)
どちらか
- 自分の土地の場合:自認書
- 借りている場合:保管場所使用承諾書
これらを用意し、記入します。
警察署に申請し数日後に受け取り
書類ができたら警察署に申請し、数日後に受け取りに行きます。
警察自体は24時間やっていますが、車庫証明の提出先の交通課については平日の9時~5時でしかやっておりません。
つまり平日の9時~5時に2階警察にいかなければなりません。遠方の警察だと無理難題です。
この場合は、警察署の地元の行政書士に依頼して代行してもらいましょう。大体の場合5,000~10,000の間くらいで代行してもらえます。
弊所でも。実費(レターパック返送代、警察に支払う手数料)に加えて報酬¥5,500で承っています。
「車庫証明依頼」と明記の上ご連絡下さい