大体の時はディーラーさんがやってくれますが、ディーラーさんに頼めない時「車庫証明」はどうやって手に入れるのでしょうか。
・ディーラーさんが引っ越しで遠くなった
・個人売買だからディーラーさんに頼めない
などの時は、自分で手に入れなければならないです。
実は車庫証明は、自分でも簡単に手に入れる事が出来ます。
当記事を最後まで読むと、新車購入の時に車庫証明をどの順序でどのタイミングで手に入れたらいいかがわかります。
車庫証明とはどんな書類?車の購入に必要なの?
車庫証明とは、凄く簡単に言うと「買った車はここに停めます」という書面になります。
買った車は乗れなければ意味がありません、
・車を乗れるようにするにはナンバープレートが必要
・ナンバープレートを付けるには車検を通すのが必要
・車検を通すには車庫証明が必要
・車庫証明を貰うには車庫が必要
という事になります。
つまり、車を乗れるようにするための手続きのかなり序盤で車庫証明が必要になるということです。
・自動車の保管場所が確保されていることを証明する車庫証明書
大きい車を買ったけど車庫が小さい等では車庫証明は貰えないようになっています。
車庫証明は
・車の寸法
・車庫の寸法
・もう既に他の車が停まっていないか
などがチェックされます。当然ながら、車庫の寸法が車の寸法より小さい場合は許可が下りません。
車庫証明の登録条件
車庫証明が貰える条件については、下記の6つの条件があります。
- 車の寸法より大きい
- 前面道路が広い
- 公道に2m以上接道している
- ちゃんと借りている、また自分の所有の土地である
- 使用の本拠(自宅など)から2km以内である
- 別の車がその車庫に登録されていない
過去に同じサイズの車を止めていた、車庫証明が下りていたという事であればスムーズです。
今まで車庫として使われてなかった土地を車庫として使うとなった場合は、別と調査が必要になり、普通より時間がかかる可能性もあります。
車庫証明の申請方法と必要書類
車庫証明を貰うには下記の書類が必要です。
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 使用の本拠が確認できる書類(運転免許の写し等)
- 委任状(自分で行う場合は必要なし)
- 自分の土地の場合:自認書
- 借りている場合:保管場所使用承諾書
車庫を借りているか、自分の持ち土地かによって出す書類が変わりますので注意して下さい。
普通車の車庫証明の書き方、記入例はコチラ!
軽自動車の車庫証明の書き方、記入例はコチラ!
車庫証明の提出先
地元警察の交通課に上記の書類を提出します。
間違っていたり不明点があったりすると、その場でみてくれますので、修正する準備をしてくとスムーズです。
警察に提出する書類は、押印廃止の流れでハンコが必要なくなりました。
修正する場合も二重線のみでOKです。
車庫証明の費用
大阪で車庫証明を申請する場合の費用は
証紙代:2,200円
標章代:500円
合計2,700円の費用が必要です。
・車庫証明の流れ
車庫を見つけて契約
↓
車庫証明を申請
証紙代や標章代を納める
上がり日を教えてもらえる
↓
約1週間
↓
車庫証明交付
上記の流れになります。
車庫証明を貰ったら1ヶ月以内には手に入れた車の車検を終わらせるようにしましょう。
それ以上先だと「もう一回日付の新しい車庫証明を取ってきて下さい」と言われる可能性があります。
新車購入から納車までの流れ
ナンバープレートの付替えまで合わせた流れは下記のようになります。
自働車購入契約
↓
車庫契約
↓
車庫証明申請
↓
数日後
↓
車庫証明取得
↓
車庫証明を持って車検
↓
ナンバープレートを付け替え
↓
納車
ディーラーで購入した場合、ほとんどディーラーさんがやってくれます。
個人売買の場合は自力で行うので、この順番で行うとスムーズです。車庫証明や車検については、役所で聞けば大体教えてくれます。
尚、ディーラーさんは土日空いていますが、警察署の交通課や運輸支局は土日おやすみです。
特に車庫証明は平日の昼に2回警察に行かなければならないので、地元行政書士に代行することをお勧めします。ディーラーさんに頼んだ場合でも結局は行政書士に回ります。
軽自動車の車庫証明は普通車と順番が違う
軽自動車については、車検が終わりナンバープレートを付け替えた後に車庫証明を貰います。
上記のように、まず車検をしてから、車検証を持って車庫届を貰いに行きます。
軽自動車の場合は逆に、車検証がないと車庫届けが受理されませんので注意して下さい。
平日に時間が取れない場合は代行業者に頼んでみる
車庫証明の申請でネックになる点は下記になります。
・平日の昼に2回警察に行かなければならない
・郵送申請が出来ない
・交付も郵送でしてくれない
最近役所のオンライン化で、家に居ながら出来る手続きも増えてきていますが、車庫証明については進んでいません。
オンライン化どころか郵送化をする気配も有りません。
シフト制で平日に休みが取れるなら問題有りませんが、大抵の職場は土日祝休みの所が多いです。
車庫証明を行政書士に外注すると
・書類ができていて提出だけ代行してほしい:¥5,500
・書類から作って出してきて欲しい:¥16,500
上記のような価格になりますので、平日に2回休むよりは安くつきます。下記の地域対応しております。
下記メールフォーム、LINE、お電話などで「車庫証明代行依頼」の上、希望納期や提出警察署をご一報下さい。弊所より連絡差し上げます。